薬剤師の異業種への転職は難しい?難易度と成功するためのポイント

薬剤師の他業種転職

<この記事について>

この記事では「薬剤師が他業種に転職するために」をテーマとして、下記目次の通り薬剤師の他業種への転職にまつわる疑問についてお話していきたいと思います。

「他業種への転職って実際できるの?」「どうやったらできる?」という方を中心に参考にしていただければ幸いです。それでは早速見ていきましょう!

<目次>

(1)業種別、転職難易度と特徴

(2)他業種への転職を成功させるポイント

(3)他業種へ転職するのにオススメの転職サイト

(1)業種別、転職難易度と特徴

「土日休みにしたいから製薬会社に転職したいんだけどやっぱりきついよね?」「やっぱり病院で働きたいけど自分が入れる自信ない・・・」こんな声を転職死亡者の方からよく聞きます。この記事を読んでくれている皆さんもきっと同じ疑問を持っているのではないのでしょうか?

今回はそんな方のために他業種からこの業種へは行けるのか?ということで調剤薬局、ドラッグストア、病院、製薬会社の4つに大まかに分類してそれぞれ難易度と特徴を解説していきます。全部他業種から転職する前提です。

▪️調剤薬局

・難易度

調剤薬局への未経験での転職難易度は割と低いです。そもそも人手が足りていない状況の薬局が多いので求人数が多いというのと、未経験と経験者で大きく差が出ることがないからです。

ドラッグストアに勤めていて土日休みにしたい方などは門前薬局などを狙って探すと無理なく理想の転職ができるのではないでしょうか。

・特徴

ただし勘違いして欲しくないのが、未経験でもできるというのは業務難易度が低いという意味ではありません。調剤業務は膨大に覚えることがあるので大変です。ただその知識はその薬局に依存するので経験者でも違う調剤薬局に転職するとなると一から覚え直さないといけないのです。処方箋の種類とか管理している場所とかルールとか全てその薬局ユニークなものになるので、未経験でも経験者でも覚える大変さはあまり変わらないということです。

逆に未経験の方が変な癖が付いていないから飲み込みが早いなんてこともあるので、今は未経験歓迎の調剤薬局が増えてるんですね。むしろ病院などで患者さんとのコミュニケーションに慣れている人の方が欲しい!なんて声も調剤薬局側から聞いたことがあります。

▪️ドラッグストア

・難易度

異業種からの転職という意味だと一番難易度は低いですね。理由は薬剤師の数が企業の強みになるため未経験でも採用したい意向がかなり強いからです。

一人当たり処方できる枚数は決まってるので他業種に比べて一層売上を大事にするドラッグストアからすると処方箋が売れなくなるのは困りますし、近年では労働環境も大切にしている企業も多いので多く薬剤師を抱えて激務にならないようにドラッグストア側も努力しています。ホワイトなドラッグストアだとより一層薬剤師が集まりやすくなるという好循環が生まれるのでどこも薬剤師の確保に尽力しているんですよ。

調剤薬局で年収が気になって転職したいという方は求人数も多いのでドラッグストアで掘り出し物求人を探してみてはいかがでしょうか。

・特徴

ドラッグストアの特徴としては他業種からの転職に慣れているので研修が整っていることですね。特に大手のドラッグストアになるとeラーニングから始まり、OJTもしっかりと付いてくれ、困った時は社内データベースで検索すれば大丈夫、というような充実具合です。

未経験でも安心して仕事に入れるのは結構心理的ハードルも下がりますしいいのではないでしょうか。

▪️病院

・難易度

病院への他業種からの転職は結構難易度高いです。というのも単純に求人が少ないからです。業務的に経験者じゃないと無理、というのではなく枠が狭いだけでハードルは実はそこまで高くないという感じですね。逆にいうと欠員がでた場合なんかは積極的に病院業務未経験者でも採用している病院は多いです。

スキルを求めて病院へ、という方は意外となんとかなりますが、どうしてもいきたい病院がある場合は欠員を待たないといけないので希望の時期に転職するのは難しいですね。

・特徴

病院は基本的に新卒メインのところが多いので未経験の方にとっては入った後の負荷はドラッグストアや調剤薬局に比べてかかります。中途の受け入れ態勢がそこまで整っていない病院が多く、自ら学ぶ姿勢を持っていないと中々辛いかもしれませんね。

調剤業務の経験はもちろん役に立ちますが、スキルアップの志を持った方向けの転職先と言えます。

▪️製薬会社

・難易度

予想通りだと思いますが、一番高いです。求人数も少なく、MRやCRAなんかは薬剤師の資格が必要ないためライバルが増えます。

管理薬剤師は新卒で入ってそのまま最後まで勤める方が多いため募集が出ることが少なく、出たとしても企業求人の割に給料が低かったりします。

・特徴

中途の場合は特に薬剤師としての知識やスキルよりもいかに店舗の売上を伸ばしていったかといったビジネス経験やコミュニケーション力などビジネス的な能力を求められます。「薬剤師として専門知識がある」という自負は一度忘れて、改めてスタートする気持ちで臨んだ方が良いでしょう。

ちなみにこれはMRやCRAの話で、管理薬剤師だと未経験は未経験なりの給料になる(給料が下がる)ことが多いので期待役割としてはあまりに大きすぎることはなく、「ついていけない・・・」ということは少ないと思います。

(2)他業種への転職を成功させるポイント

では同業種への転職に比べると難易度が上がる他業種への転職をする上で成功させるポイントをお伝えします。

▪️本当にその業種じゃないとダメか考える

実はここ結構大事で、希望の業種がある場合はなぜその業種に転職したいのか?をもう一度考えた方が良いです。相談の中で多いのが、「休みが欲しいから製薬会社」「給料高いから製薬会社」というものですが、実はこの人たちって条件が合えば製薬会社でなくても良かったりします。その場合は下手に難易度が上がり、求人が見つかりにくい他業種よりも同業種をおすすめします。

業種の変更はある意味スキルのリセットになるので慎重に考えましょう。同じ業種でキャリアを積み重ねた方が将来的にはかえって良い条件で働けることが多いです。

また、この「なぜ?」ということは面接でも必ず聞かれるので考えておいて損はないでしょう。

▪️キャリアカウンセラーに相談する

「やっぱり病院で専門知識を身に付けたい!けど調剤薬局から本当に転職できるか不安」という方はキャリアアドバイザーに相談しましょう。そのためには前段階として早めに転職サイトに登録して、どんな未経験求人があるのかを隙間時間でちょこちょこチェックできるとなお良いです。「なぜ他業界に転職したいのか」「どんな求人が心惹かれたか」をキャリアアドバイザーに伝えられるとかなりスムーズにコミュニケーションが取れ、良い求人を持ってきてもらえます。

後でオススメの転職サイトも教えるのでご安心ください。もちろん質の高いキャリアアドバイザーであれば、ぼんやりと他業種に転職したいという場合でも考えを言語化するのも手伝ってくれます。

▪️しっかりと面接対策する

他業種への転職の場合は特に面接が大事なので、キャリアアドバイザーとしっかり練習しておきましょう。面接官も、経験者であるに越したことはないのにあえて未経験のあなたを採用する理由を聞いてきます。もちろんスキル面では経験者には勝てないので仕事に対するスタンスやベーシックスキル、転職への思いが大事になってきます。

(3)他業種へ転職するのにオススメの転職サイト

では最後に他業種へ転職する際にオススメの転職サイトをご紹介します。

他業種へ転職する場合はキャリアアドバイザーの質が求められますので、その観点でマイナビとリクナビをオススメします。

どちらも薬剤師業界だけではない求人業界大手のためキャリアコンサルティングのノウハウに定評があります。特徴としてはどちらも同じなので、どちらにも登録しておくことをオススメします。

■マイナビ薬剤師

https://pharma.mynavi.jp/

ファルマスタッフの強みは以下2点になります。

①求人業界大手なのでキャリアアドバイザーの質が高い!

②地方でも丁寧に面談やサポートをしてくれる!

■リクナビ薬剤師

https://rikunabi-yakuzaishi.jp/

リクナビ薬剤師の強みは以下2点になります。

①求人業界大手なのでキャリアアドバイザーの質が高い!

②地方でも丁寧に面談やサポートをしてくれる!

 

それでは今日はこの辺で!